Running Amongst Trees

トレイルランニング、ロゲイニングと関連ギアにまつわる日記

ニュージーランド生まれでフランス製のkiwamiによるトレラン用高機能ショーツが気になる。

ニュージーランド生まれでフランス製の kiwami というトライアスロン向けウエアブランドがあり、同社が EQUILIBRIUM TR SERIES という今までにないトレイルランニング用の高機能ショーツを限定数ながら世に出してきた。

 


TRAIL RUNNING - EQUILIBRIUM TR SERIES by Kiwami

 

上の動画を見て、トレランのザックの一部を切り出したかのようなショーツに驚き。

ウェスト部にたくさんものを入れられる点はTNFのフライウェイトレーシングショーツと同じコンセプトだと思う。

TNFのこのショーツは、ウェスト付近をぐるっと取り囲むようににメッシュ状のポケットがついており、ジェルだなんだと入れられるようになっていて、その後各社が真似するぐらいになっている。

しかし、kiwamiのEQUILIBRIUMの注目ポイントはそのポケットの多さだけでなく、生地は速乾性と防水・防風性を兼ね備えたものになっているのは当然のこととしても、ビブ(ゼッケン)ホルダーがついていること、そしてショーツのサイドにポールを差せる、というのが新しい。

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ポールが必要になるようなレースは短くて50km以上、でも多いのはロングレンジのレースになると思うのだけれど、 距離が長くなればなるほどザックの重さで肩が疲れてくるのは80kmぐらいから100km以上のレース経験者なら経験済みだと思う。例えば軽いと言われるSINANOのトレランポール13.6でペアで300gぐらい、その兄弟モデルの14.0では350g-360gはあるわけで、これを上半身にかかる重量から軽量化できるのは結構嬉しい。

 

 

日本以外では「タイツだけスタイル」はよく見かけるけれども、日本ではタイツの上に更にショートパンツを履くというスタイルが“普通”なので、そこで好き嫌いは分かれるかも知れない。でも、ロングレースなどでは使ってみたいアイテムだと思う。長さは、膝上丈の"SHORT"、膝下丈の”TIGHT 3/4"、フルレングスの"TIGHT"の三種類。

悩みどころなのが価格。

それぞれ、132.5ユーロ、140.83ユーロ、140.83ユーロ(TIGHTはどちらも同じ価格)で、日本円換算で2万円前後で結構お高め(といいつつ1万円台後半のMMAのパンツとか買ってるじゃねぇか、とw)。

日本への取り寄せも可能で送料は安くて30ユーロ(3500円ほど)となるようです。まぁもし日本に入ってくるようなことがあればもっととんでもない金額になりそうですが。

うーーーーーーん、5月の Ultra-Trail Australia にこれ履いて出てみたい気もするがああああ。

  

気になった方は以下のリンクより同社のサイトをご覧ください。

Trail - Kiwami