Running Amongst Trees

トレイルランニング、ロゲイニングと関連ギアにまつわる日記

山でのすれ違いざまの挨拶は、マナー以上のものがある

 石塚真一の有名な山関係マンガ『岳』を読んでると、次のような場面があった。

 ある登山者が軽装で雪山に入り遭難。

 この登山者は行きがけに通り過ぎた山小屋のおかみさんに声をかけられるものの無視。しかしおかみさんが彼のことを覚えており、下山してないことが気にかかり、主人公である山岳救助ボランティアである三歩が助けに向かい無事救助される。

そのエピソードの最後の部分が以下のコマ。

石塚真一『岳』4巻

石塚真一『岳』4巻より。

 山での挨拶は単なるマナーではない。互いに存在を確認し合うためのものなんだと理解。

 道迷いからの遭難、滑落などで下山できないなど、山の「もしも」が起きたときに、「あ、その人は○○のあたりですれ違いましたよ」と自分のことを覚えておいてもらえるのは気持ちのいい挨拶を交わしたからかもしれない。もちろん登山届を提出するのは、一般登山者だろうがトレイルランナーだろうが、山に向かう者としては当然の義務だと思う。しかし、どのあたりまで進んだのか、最後に見かけたのはどのあたりなのかがわかるのは、GPSを装備していない場合などは山での挨拶が身を救うのかもしれない。

 

 以前、奥多摩エリアで遭難したトレイルランナーの捜索に参加したことがあった。残念ながら1年以上に渡り発見されなかった。先日ようやく見つかり、自宅に戻ることができたそうだが。

 その人物は登山届けを出していなかったため、ルートも特定できず、しかも見かけたという情報もないため、広範囲の捜索になった。もし彼が登山届を提出しており、そして山小屋などに立ち寄り小屋番さんに挨拶をしていたり、ルートで出会った人に挨拶をしていれば、ひょっとするとその情報から手がかりを得られたのではないかと思う(もちろんあくまでも可能性の話だけれども)。

 相変わらずトレイルランナーのマナーの悪さについてはいろいろなところで話を聞く。先日「丹沢ボッカ駅伝」にて第一区間を担当し40kgの砂利を背負って登っていた際、前方から来たトレイルランナーが挨拶もせず、しかも歩きモードにもならず素通りしていくことを3度体験した。こちらは重量のあるものを背負っているので、不意に避けることはできない。正直、やばい、これは怖いと思った。自分もトレイルランナーの端くれだけれども、ハイカーの立場になって考えるということがより大事に思えた瞬間だった。

 挨拶を交わすというのは「相手のことを気にかける」「相手の存在を認識している」ということなんじゃないかと思う。それゆえ挨拶ができるトレイルランナーはハイカーのことを気遣って、ハイカーに近づくと歩く。その逆で、挨拶ができないトレイルランナーは高速でハイカーの横を通っていっても気にしないってことなのかと。

 これまで言われてきたトレイルランナーの「挨拶しない」というマナーの悪さは、ハイカーたちに対しての失礼な態度としてのみ捉えられてきた。しかし、もしトレイルランナーも、「挨拶をする」ということを自分自身の「もしものときの命綱」だと考え始めたらどうだろう? 山小屋での態度、すれ違うハイカーへの態度などなど、それらがすべて「自分ごと」として跳ね返ってくると考えられないだろうか?

 

 山での挨拶は他人に対するマナー以上のものがある。

 それゆえに、挨拶は自分自身のためにもすべきである。

 

と考えると、トレイルランナーのマナーも変わってきたりしないのかな、と。

 

 

↓トレイルランナーも一度は読むべきマンガです。 

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トレラン、ロゲイニング、その先

昨年はトレランの大会に出過ぎた。

100kの大会だけで、Vibram、UTA、おんたけ、Formosa Trail (これは事情により65kmになってしまったけど)。それに加えて、房総丘陵養老渓谷、ハセツネ30K、成木の森、スリーピークス、黒姫、白馬、ハセツネ、ITJとか。

加えて、伊豆ジオパークロゲとOMMなど。

結局、毎年最終戦としている東京八峰では、「なんか走ってて楽しめない」という自分がいて、第一関門の和田峠を少し走ったところで引き返しその場でリタイアを宣告した。

いわば、トレラン走りすぎによる燃え尽き症候群みたいなもんが出たんじゃないかと。

 

トレラン→ロゲイニング

2018年に入ると新年早々から、街ロゲや山ロゲの大会を増やしている。

トレランのようにただひたすら走るだけというものから一歩先に進みたいという気持ちもあったが、ロゲイニングやオリエンテーリングという地図を片手に走りながらも頭を使い、観察力や注意力を発揮するという競技は、過去2〜3年OMMや伊豆ジオパークロゲなどに参加して以来、非常に自分の中でハマっていたのだと思う。

ハマった背景には、小学校からボーイスカウトやっていたということもあると思う。そのおかげで特別にトレーニングしなくても地図読みできたし、山の中のアクティビティも臆することなくできる。幼いときから入団させてくれた親に感謝。そして長く暮らした箕面という環境にも。

大阪の箕面というのは、市の大半が山であり、ボーイスカウト時代には野営をしていたところだし、そして小学校や中学校では登山道を体育の授業で走らされる。そして、オリエンテーリングの大きな大会が開かれる地域でもあり、最近ではMTBのメッカにもなっている。

そんな環境で幼少期を育ってると、それは自然と、トレランのみならずロゲイニングにハマるのも自分でも納得できる。

そりゃ次に手を出すのは、色々やってきたアウトドアアクティビティを競技としてまとめて楽しめるアドベンチャーになるわけですよ。

 

ロゲイニング/オリエンテーリングの面白さ

トレランでももちろん打ち上げは面白いんだけど、ロゲイニングやオリエンテーリングは終わったあとの地図をサカナにしながらの打ち上げが面白い。

オリエンテーリングであれば、CP間をどのように回ったのか、レッグ(CP間の時間)はどのくらいか、どこでどう迷ったのなのかの話をしたり、ロゲイニングであれば、どのエリアをどう攻めて、どういう点数のとり方をしに行ったのか、どういう風に回ったのか、などなど。

トレランの場合と比べて、大会に出た仲間たちと共有する話が圧倒的にロゲイニングやオリエンテーリングは多いので、飲み会は盛り上がるし、あっという間に距離が互いの距離が縮まる要素がある。なので、トレランのコミュニティと比べてば、ロゲイナーやオリエンティアのコミュニティはみんな仲がいい。

そういえば、アドベン連中との話をしてても大体は失敗談。パドリングの練習でどう”沈”したのだの、MTBセクションでのヒルクライムのヒーハーな話だの。どこがどうやってうまく行っただのの成功談よりも、圧倒的に失敗談の話が多い。

みんな、ロゲ、オリエン、アドベンといったアクティビティは簡単に行かないからやってるのだと思う。世の中、ほんと便利になって、インスタントに情報も物事も手に入る世の中だからこそ、アナログな地図を使って肉体を使って、丸一日(競技によっては二〜三日)使って、いいオトナたちが必死になってカラダと頭動かしてるというのはなかなかうまく行かないからこそだと思う。

 

「チーム競技」であることの面白さ・難しさ

トレランと違って、(多くの短時間のオリエンテーリング大会や街ロゲの場合はソロも多いが)、数時間以上山に入ることになるロゲイニングやアドベンチャーレースは、基本的にペア以上のチーム参戦が多いの場合はほとんど。そのため、自分ひとりのチカラだけではレースを終えることができないのも、楽しいし、学びが多い。

走ることに関していえば、こちらがひっぱることもあれば、ひっぱられることもある。

地図読みであれば、互いに確認しあい(二人とも認知バイアスにかかる大ミスもときにはあるけどw)、互いにミスをカバーするといったことも。

こうした、ひとりだけではないレースの楽しさと難しさを知ると、たったひとりで走り続けるトレランをやってるだけでは物足りなくなる。

時にはチームのメンバーの体調が悪くなり、競技途中でDISQやDNFしなければならないことも出てくる。

それぞれの個の能力が同じであるチームを編成するのはなかなか難しい。殆どの場合はメンバーの能力差はバラバラで、個性があると思う。その中で互いに助け合うというのは、日常的な世界にもフィードバックできる体験を得られると考えている。

 

トレランという個人競技から入り、ロゲやアドベンに脚を踏み入れると

2018年に入ると、トレラン以外のアクティビティへの志向がより強くなってきていて、夏は縦走を多めに入れようと考えてることを除けば、トレランやロゲやアドベンをどのように入れるか?というのが課題になってくる。

まずは50km以下の長さのトレラン大会は今年はよほどでないと出ない。

チーム競技や地図読み競技としてのロゲイニングやオリエンテーリングのほうを増やす。

一方で、100k以上のトレラン大会や分水嶺のように「たったひとりでやりきる」というものも幾つか入れて、“動く禅”のような位置づけにしたいように思っている。

また、実質、トレランから山アクティビティ、走るスポーツに入ったけど、ロード方面(先日の東京マラソン以降フルマラソン対策ちゃんとヤル気になった)のトレーニングもちゃんとしようかと。

 

 

トレランは多様なアクティビティの「入り口」

トレランは、そこからロードの練習の機会も作るし、ロゲやオリエンテーリングをやる上での脚の下地を作ることにもなる。OMMなどに出るにしてもトレランの走力は必要。

そういった意味では、トレランというのは全てのアウトドアアクティビティにつながる「入り口」のようなものだと思う。

なので、今、トレランしかやっていない人もその先のアクティビティを色々やってみると楽しいだろうし、ロードしかやってない人はトレランをやるとアクティビティの世界が広がると思う。

 

長々書いたけど、結局は「トレラン」が今の自分の趣味や健康は作ってくれている。

こんなアクティビティに出会えたことは本当にラッキーだった。

トレイルランナーの"4分33秒"〜ヘッドフォンをつけるのではなく、山にいるから聞ける音楽を聞こう。

 

米国のカリスマ・トレラン系YouTuberのGingerrunnerが、YouTubeに面白い動画をあげてます。

 


TRAIL MUSIC | The Ginger Runner

 

彼らしいユーモアもある映像ですが、足音や森の中にあるアイテムを使い、音をサンプリングし、"TRAIL MUSIC"を表現しています。

 

トレランのレースなどでほぼ禁止事項になっているイヤフォン/ヘッドフォンの利用も、ファンランや練習のときにつける人もまだまだいますよね。ただ、あれはやはり危険ではあると思います。山の中で音が聞こえないのは。

一方、街中で聞ける音楽を山にも持ち込んで聞くのではなく、山の中でしか聞けない「音」を聞くというのも一つの楽しみじゃないかなあ、と、この映像を見ていて改めて思いますね。僕の場合は自分が走ってる音を聞くのが好きです、はい(ただ、ナイトランでの動物たちの音は相変わらず怖いけど)。

 

で、この"TRAIL MUSIC"を見ていて(聞いていて)思い出したのが、ジョン・ケージの"4分33秒"という作品。

この作品は演奏者は全く演奏しません。正確に言うと、演奏はしていますが、ピアノの鍵盤は叩いていません(詳細は以下の映像を御覧ください)。

でも、演奏者の前にあるピアノからの音は何も聞こえない一方、隣の人が足を組み替えたときにする服の擦れた音、パンフレットを落とした音、咳払い、など、いろいろな音が聞こえてくるわけ。

このジョン・ケージの作品は、そうした楽器以外が奏でる周囲の音への注目ということで「環境音楽」のジャンルを切り開いた”名曲”なのです。

 


John Cage's 4'33"


【トリビアの泉】 4分33秒間、全く演奏しない曲がある

 

と、考えると、僕らトレイルランナーは、山に入ってる間、その時間分だけの"4分33秒"を体験できるわけですよ。

めっちゃ贅沢体験じゃないですか?

 

そう考えると、山でヘッドフォンをつけるのは(危険なだけでなく)勿体ないなあ、とも思うわけです。

SUUNTO Ambit3とSPARTANのエクササイズ記録中のバッテリー残量の確認方法

ロングレース時にスポーツモードをオンにしエクササイズ記録をしている最中に、バッテリー切れを起こしたらレースのログを消失する恐れがあるので非常に悲しい。

なので、レース途中で本体に給電をしたいものの、実際どのくらいのバッテリーが残ってるのかわからないと給電タイミングがわからない。

なので、一体どのくらいバッテリーが残ってるのかをチェックする方法を確認してみた。

まず、SUUNTOの公式見解ではないという答えだったものの「ユーザーからのフィードバックとして」とサポートが答えてくれたのは、SPARTANやAmbitでは、スポーツモードでログをとっている最中に携帯用バッテリーからUSBケーブルで本体に繋いでも、ちゃんとログはそのまま継続して取れるとのこと。

なので、ログ消失という悲しい目に合わないためにもロングレースなどでちゃんとタイミングよく給電するメリットはある。

さて、トレイルランナーだと、SUUNTOだとAmbitかSPARTANのいずれかを使ってる方が多いと思う。僕自身も Ambit3 と SPARTAN 両方使っている。

で、Ambit3 だとバッテリーの表示はスポーツモード(カスタムモード)の中で「バッテリーの充電」という項目を選んでおけば、エクササイズ記録中に把握することは可能。以下その設定の仕方。

 

[ Ambit3でのバッテリー残量表示設定 ]

*Ambit1/2は持っていませんのでわかりません。今回使ったのは Ambit3 Vertical です。

まずMovescountにアクセスし、任意のスポーツモードのカスタムを開始。

 

画面表示するアイテムの中から、[時刻]-[バッテリーの充電]を選ぶ。

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例えば、以下のように画面表示の一つをバッテリーにしておくと、

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設定したスポーツモードでのエクササイズ記録中のバッテリ残量表示は以下のようになる。

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そしてSPARTANでどういう方法があるのか、マニュアルとサポートへの問い合わせで以下のような結論を得た。

 

[ SPARTANでのバッテリー残量表示設定 ]

SPARTANではエクササイズ記録中のバッテリ残量の確認の仕方は2種類ある。

その違いは、タッチスクリーンをオンにしてるか、オフにしてるかによる。

 

・SPARTAN ULTRAやSPORTの場合で、エクササイズ記録中のタッチスクリーンをオンにしている場合。

 

 →タッチスクリーンを2度素早くタップする

 

すると下の写真のような表示が出てくる。

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・SPARTAN ULTRAやSPORTでタッチスクリーンをオフにしている場合、及びそもそもタッチスクリーン機能のないTRAINERシリーズの場合。

 

 →右上ボタンを軽く押して記録を一時停止する。

 →右中ボタンを軽く押す。

 →バッテリー残量確認後、記録を再開する。

 

この場合は以下のような表示に。注意すべきはこのままだと記録が一時停止のままということ。再開させないとエクササイズ記録が取れないので要注意。

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 ※つまりタッチスクリーン・オフの場合は一度一時停止(PAUSE)しないと見れないということ。

 

結論としては、タッチスクリーン・オン状態で素早く2度押しが楽。後者のオフ状態でやると再開忘れそうだし。

でも実際にアクティビティ最中にタッチスクリーン・オンのままというのは多少誤動作の不安があるんですが。 

カスタムするときの画面表示アイテムの一つに選べるようになるといいんですけどね、Ambit3のように。ここはSPARTANではちょっと残念。

 

というわけで先日参加した台湾での Formosa Trail のログを、途中バッテリーが無くなって消失・・・という悲しい経験をしましたが、皆さんにはそういうことが起きないよう、上記情報をご活用いただければと思います(泣)。

 

 

 

ツェルトやシングルウォールテントの結露対策・対処

ツェルトやシングルウォールテントを使っていると、気温の寒暖差によって「雨漏りか!」って思うぐらいの結露に悩まされることがある。特に小さめ・狭めのウルトラライトなツェルトetcを使ってると、ムクッと起きた瞬間にべっとりと結露に触れてしまい、朝から濡れて気分が滅入ることも。

換気を良くすればいいというのもその通りだし、あるいは究極的にタープにマット敷いて寝るという手もあるが(そりゃそもそも結露しないわな)、そこまでもウルトラライトを極める必要もあまりないので、選択肢には入れない。

で、色々考えたが、そもそも結露を「対策」するのは難しいという考えに行き着いた。そりゃそうだ。自然科学的に起きてる現象なのでそれを止めるというのは、自然に抗うことになるわけだから。

というわけで、「対策」ではなく「対処」にすることにした。

キッカケはAmazonで吸水スポンジを大量に見つけたこと。

つまり、結露したら拭く。それだけだ。

ただこれのメリットは大きい。撤収時にツェルト/テントを乾かす時間が圧倒的に少なくなる。

しかも吸水スポンジや吸水タオルというのは安いし、軽い。

また、吸水タオルのほうを選べば色々と他の用途にも使えそうである。

というわけで、Amazonで見つけたのは以下のアイテム。

どれがベストかは、只今実験中。

 

アイオン 水槽周りの超吸水スポンジタオル

アイオン 水槽周りの超吸水スポンジタオル

 

 

レック すいすいクロス 強力 吸水クロス

レック すいすいクロス 強力 吸水クロス

 

  

アイオン 水滴 超吸水スポンジブロック 350mlワイド

アイオン 水滴 超吸水スポンジブロック 350mlワイド

 

  

アイオン 水滴ちゃんとふきとり(クロスタイプ)

アイオン 水滴ちゃんとふきとり(クロスタイプ)

 

 

キッチン きちんと吸水 スポンジクロス 617-B

キッチン きちんと吸水 スポンジクロス 617-B

 

 

 

 

日本未発売のTNFの"Ultra Endurance"は今イチオシ

日本では未発売で、この間 Ultra-Trail Australia に行った際に立ち寄ったシドニーのThe North Faceで見つけた Ultra Endurance。

www.thenorthface.com

 

TNFから出ているトレランシューズの中で最もオールマイティで、MHWのバハダやカルドラドのような存在。

 

これまでのTNFのトレランシューズは、ロードのシューズを鏑木さん仕様にしていったようなそんな感じで、ソールも薄く、アッパーなども薄めな感じでむしろおしゃれな街履きシューズな感じでもあったが、ここに来てEndurance TRのようなロングトレイル向けのシューズを出してきたり、2017年のアップデートは非常に大きい変化になってるように思う。

 

実際、UTAでも Endurance TR は非常に信頼のおけるシューズとして使わせてもらいました。最高。

 

で、Ultra Endurance。こいつはシドニーのTNFで履かせてもらって「!」って反応で、即買いも検討したけれど、そこでは結構高かった。帰国後即、オンラインでUKあたりのショップから取り寄せ(送料込みで14000円ぐらいか)。そもそも足のサイズが11インチあるので、たいがいオンラインなんだけど。

 

以下の動画はオーストラリアのpaceというショップによる動画。


The North Face Ultra Endurance

 

この動画内でも説明されてるように、プレートが入ってるようで突き上げも大丈夫だし、クッション性もちょうどいい感じで、ふわふわと浮く感じもない。

Endurance TRだとクッション部分が分厚いのとヒール部分がしっかりしすぎていて、ショートからミドルのレースに有りがちなテクニカルなシーンではちょっと持て余すが、Ultra Enduranceの場合は自由度が高い感じもして、ガレてるところでも結構いい仕事をしてくれそうだ。

GTX版もあるということなので、今後検討してみようかな。

というわけで、上のTNFのサイトにはのってないけれども、Runnerinにて売っていたオレンジ色を購入。

 

www.runnerinn.com

 

いきなり今週末のスリーピークスでデビューさせてしまおうか・・・

 

 

 

 

 

 

ニュージーランド生まれでフランス製のkiwamiによるトレラン用高機能ショーツが気になる。

ニュージーランド生まれでフランス製の kiwami というトライアスロン向けウエアブランドがあり、同社が EQUILIBRIUM TR SERIES という今までにないトレイルランニング用の高機能ショーツを限定数ながら世に出してきた。

 


TRAIL RUNNING - EQUILIBRIUM TR SERIES by Kiwami

 

上の動画を見て、トレランのザックの一部を切り出したかのようなショーツに驚き。

ウェスト部にたくさんものを入れられる点はTNFのフライウェイトレーシングショーツと同じコンセプトだと思う。

TNFのこのショーツは、ウェスト付近をぐるっと取り囲むようににメッシュ状のポケットがついており、ジェルだなんだと入れられるようになっていて、その後各社が真似するぐらいになっている。

しかし、kiwamiのEQUILIBRIUMの注目ポイントはそのポケットの多さだけでなく、生地は速乾性と防水・防風性を兼ね備えたものになっているのは当然のこととしても、ビブ(ゼッケン)ホルダーがついていること、そしてショーツのサイドにポールを差せる、というのが新しい。

f:id:noritakahiro:20170404101816j:plain

 

ポールが必要になるようなレースは短くて50km以上、でも多いのはロングレンジのレースになると思うのだけれど、 距離が長くなればなるほどザックの重さで肩が疲れてくるのは80kmぐらいから100km以上のレース経験者なら経験済みだと思う。例えば軽いと言われるSINANOのトレランポール13.6でペアで300gぐらい、その兄弟モデルの14.0では350g-360gはあるわけで、これを上半身にかかる重量から軽量化できるのは結構嬉しい。

 

 

日本以外では「タイツだけスタイル」はよく見かけるけれども、日本ではタイツの上に更にショートパンツを履くというスタイルが“普通”なので、そこで好き嫌いは分かれるかも知れない。でも、ロングレースなどでは使ってみたいアイテムだと思う。長さは、膝上丈の"SHORT"、膝下丈の”TIGHT 3/4"、フルレングスの"TIGHT"の三種類。

悩みどころなのが価格。

それぞれ、132.5ユーロ、140.83ユーロ、140.83ユーロ(TIGHTはどちらも同じ価格)で、日本円換算で2万円前後で結構お高め(といいつつ1万円台後半のMMAのパンツとか買ってるじゃねぇか、とw)。

日本への取り寄せも可能で送料は安くて30ユーロ(3500円ほど)となるようです。まぁもし日本に入ってくるようなことがあればもっととんでもない金額になりそうですが。

うーーーーーーん、5月の Ultra-Trail Australia にこれ履いて出てみたい気もするがああああ。

  

気になった方は以下のリンクより同社のサイトをご覧ください。

Trail - Kiwami